XMTradingの原油取引条件とトレードポイントを解説

xmの原油取引メリット

XMTrading(エックスエム)の原油先物は、コスパ良く取引できます。

原油取引の基本情報
  • 最大レバレッジ:66.7倍(数千円から取引可能)
  • スプレッド:標準的(取引手数料は無料も可能)
  • スワップポイント:なし(保有コストなし)
  • ストップレベル:ゼロ(スキャルピング向き)
  • 取引銘柄:4種類(WTI、WTIミニ、ブレント、ロンドン軽油)

XMはポイント還元プログラムによって、キャッシュバックがもらえるので実質スプレッドは狭くなります。

さらに口座開設と入金でボーナスがもらえるので、より少額から取引できます!

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XMTradingの原油銘柄

XMの原油銘柄(オイル)は、先物取引になります。

現物取引は現在の価格で売買しますが、先物は将来決められた価格で売買を行う約束をする取引方法です。

取引方法は2種類あります。

  1. 満了日までに、自分で注文して決済する
  2. 発注だけしておいて、満了日の決済を待つ

WTI原油(WTI Oil)

WTI原油(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)は、西テキサス州とを中心に産出されるアメリカの代表的な原油商品です。

この地方の原油は硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油向きの性質があります。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場していて、取引量の多い代表的な原油銘柄です。

WTI原油ミニ(WTI Oil Mini)

WTI原油ミニは、WTI原油の取引量を減らした商品です。

WTI原油は1ロット当たり100バレルに対して、ミニは10バレルです。

取引条件はWTI原油と同じなので、少額から原油取引に参加できるメリットがあります。

ブレント原油(Brent Crude Oil)

ブレント原油は、イギリスとノルウェー領海の北海で採れる原油です。

インターコンチネンタル取引所(ICE)に上場し、主にヨーロッパで取引されています。

WTIと同じく世界的な原油商品で、同じく硫黄分が少なく軽質油です。

ロンドン軽油(London Gas Oil)

ロンドン軽油は、原油を精製した後の軽油のことです。

精製の工程が入っているため、価格は原油に比べて高価です。

また価格変動は基本原油と似ていますが、取引条件が異なるところがあります(決済月など)。

天然ガス(Natural Gas)

天然ガスは主にロシアなどで採掘されていて、WTIと同じくニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場しています。

地政学的に、経済政策や社会情勢の影響を受けやすい銘柄です。

XMTradingの原油取引情報

原油は先物取引なので、期限が決められています。

そして取引量と取引時間は、銘柄ごとに設定されています。

限月(先物期限)

先物取引では、先物の期限が満了する月(限月:げんげつ)が設定されています。

限月は大体1ヶ月〜3ヶ月で設定されていて、取引ツールまたは公式サイト(取引商品>エネルギー)で確認できます。

(公式)エックスエム

XM原油先物の限月比較

(MT5の銘柄一覧)

例えばJUL22は、2022年7月を意味します。

そして銘柄ごとに、取引開始日と満期日が毎月更新されます。満期日の前日は決済のみ可能で、満期日に未決済のポジションは強制決済されます。

XM原油先物の限月(MT5)

(MT5の銘柄詳細)

新しい限月銘柄の取引開始日の翌営業日が、前契約の満期日になります。そのため取引開始日から2営業日は、以前の限月銘柄も表示されています。

取引開始日における新しい限月銘柄の表示時間は、明確に決まっていません。リクイディティプロバイダ(LP)から、提供された時点での反映となります。

先物取引の限月反映時間をXMカスタマーサポートに質問

(スタッフの回答内容)

取引量とポジション数

1回の最低取引量は1ロットで、最大取引量と1ロット当たりの取引単位(コントラクトサイズ)は銘柄で設定されています。

1回の最大取引量と取引単位
  • ブレント(BRENT):400ロット、100 Barrels
  • ロンドン(GSOIL):500ロット、4 Tonnes
  • 天然ガス(NGAS):300ロット、1000 MMBtu
  • WTI(OIL):400ロット、100 Barrels
  • WTIミニ(OILMn):4,000ロット、10 Barrels

原油の基本単位はバレルで、1バレル=約159リットルです。そして価格は、1バレル=100ドルのように決まります。

原油価格に取引単位をかければ、1ロット当たりの金額ができます(レバレッジも考慮)。

口座単位の保有ポジションは、最大200です。

取引時間

取引は基本的に、平日ほぼ24時間です。

早朝に1時間ほど休場(取引できない時間帯)が入り、金曜日は45分ほど早く閉場します。

取引時間(夏時間)
  • ブレント(BRENT):09:05-06:55
  • ロンドン(GSOIL):09:05-05:55
  • 天然ガス(NGAS):07:05-05:55
  • WTI(OIL):07:05-05:55
  • WTIミニ(OILMn):07:05-05:55

冬時間(11月〜3月)は、1時間遅くなります

XMTradingの原油取引条件

原油銘柄の取引条件を見ていきます。

  • レバレッジ
  • スプレッドと手数料
  • スワップポイント
  • ストップレベル

レバレッジと必要証拠金

最大レバレッジと1ロット当たりの取引単位(コントラクトサイズ)は、商品で設定されています。

最大レバレッジと取引単位
  • ブレント(BRENT):66.7倍、100 Barrels
  • ロンドン(GSOIL):33.3倍、4 Tonnes
  • 天然ガス(NGAS):33.3倍、1000 MMBtu
  • WTI(OIL):66.7倍、100 Barrels
  • WTIミニ(OILMn):66.7倍、10 Barrels

必要証拠金は、コントラクトサイズとレバレッジで決まります。

  • 必要証拠金=(価格×ロット数×コントラクトサイズ)/レバレッジ

例えばWTI原油ミニを110ドルで1ロット、50倍のレバレッジで持つ場合、3,000円弱でポジションを持てます。

  • 必要証拠金=(110ドル×1ロット×10バレル)/50=22ドル

XMの通貨ペアは、最大1,000倍のレバレッジが適用されます。もちろんゼロカット対応なので、借金のリスクなくハイレバで勝負できます!

(参考)XMTradingのレバレッジルール

スプレッドと取引手数料

XMの取引手数料とスプレッドの狭さは、口座タイプで変わります。

口座タイプとスプレッド
  • スタンダード口座
    スプレッド:通常、取引手数料:無料
  • マイクロ
    スタンダード口座の少額版
  • ゼロ口座
    スプレッド:狭い、取引手数料:往復10ドル/ロット
  • 参考:XMTradingの口座タイプ

MT5で実測したところ、口座タイプでほぼ同じでした。ゼロ口座の方がやや狭めですが、取引手数料を加味すると手数料無料の口座がおすすめです。

XM原油のスプレッド(スタンダード口座)

(スタンダード口座の原油一覧)

XM原油のスプレッド(ゼロ口座)

(ゼロ口座の原油一覧)

参考スプレッド:1ロット当たり
  • ブレント(BRENT):4ドル
  • ロンドン(GSOIL):7.4ドル
  • 天然ガス(NGAS):36ドル
  • WTI(OIL):3ドル
  • WTIミニ(OILMn):0.3ドル
  • 平日14時頃にMT5で測定

一般的にはゼロ口座のスプレッドが狭いので、スキャルピング向きです。

XMはポイントプログラムでキャッシュバックがあるので、実質スプレッドはより狭くなります!

(参考)XMTradingのスプレッド一覧

スワップポイント

原油などの先物取引は、スワップポイントが付きません

マイナススワップが付かないので、コストなくポジションを保有できます。

スワップポイントは通貨ペアのポジション保有でもらえます。

XMではトルコリラやアフリカランドなど、高金利通貨ペアのスワップポイントが稼ぎやすいです。

(参考)XMTradingのスワップポイント一覧

ストップレベル

原油銘柄のストップレベルは0です。

XMの原油ストップレベル

(MT5の銘柄詳細)

ストップレベルは、予約注文で現在価格から離す値幅のことです。

ストップレベルは小さい方が思い通りの価格で、指値・逆指値ができます。そのためスキャルピング向きの条件です!

ストップレベルがゼロの海外FX業者は、限られているので貴重です。

(参考)XMTradingのストップレベル

原油トレードのポイント

原油先物は、ボラティリティ(価格変動幅)が大きい商品です。

価格変動の主な要因
  • 産出国の生産調整
  • 景気動向と世界情勢
  • 為替相場
  • アメリカの在庫統計

スキャルピング〜デイトレで利益を積み上げたり、スイングでトレンドを追いかける局面もあります。

(参考)XMTradingのスキャルピング考察

またレンジ相場の時は、両建てスタートも有効です。

XM原油の日足チャート

(日足のチャート)

まず利益方向を伸ばして利確してから、反転したところで損失を減らします。

(参考)XMTradingの両建てと禁止行為

産出国の生産量

石油輸出国機構(OPEC)の原油生産量は、世界総生産量の約40%を占めています。

そのためOPEC加盟国の生産動向は、原油市場に大きな影響を与えます。

原油価格が安くなりすぎると、自国の利益に悪影響が出るので、生産量を減らして価格上昇を狙います。

対して原油価格が高騰すると、買い手が大変になるので供給を増やして調整します。

景気動向と世界情勢

景気が上向きになると、原油の消費量が増加して価格が上がる傾向にあります。

流通が活発になれば工場、物流、生産ラインで、消費量が増えるためです。

また主な原産国であるアメリカやロシアなどの情勢が不安になると、生産量の減少や先行きの不安から、原油価格が高騰するリスクになります。

為替相場

原油商品は基本ドル建てです。例えば円安になると、日本国内でのガソリンや軽油は値上がりします。

対して円高になれば、海外から安く買えるため国内価格も落ち着きます。

アメリカの原油在庫統計

毎週水曜日の深夜0:30(日本時間)に、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が米国内の石油在庫状況を発表します。

この経済指標が相場の予想を下回ると、原油価格は上がる材料になります。

まとめ

XMは問題なく原油取引ができるスペックです。

  • 価格操作などは一切なし
  • 約定拒否なし
  • スリッページほぼなし
  • 参考:XMTradingの評判

スプレッドが広がりやすい原油でも、安心してトレードできると思います。

口座は複数作れるので、手数料や取引ツールで使い分けができます。

(公式)口座開設フォーム