XMTrading(エックスエム)のゼロカットは、追加入金をすると自動で実行されます。
- 有効証拠金(口座残高+ボーナス+含み損益)がマイナス
- ポジションが閉じられている
- 追加入金をする(ポイント交換の現金も対象)
- 自動でリセット(請求手続きは不要)
- 追加入金額が口座残高に反映される
条件を満たして、ゼロカットが実行されないことは原則ないです(スタッフに確認済み)。ただし禁止行為の疑いがある場合は、連絡や確認が入ることがあります。
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ゼロカットのルールと条件(いつ実行されるか)
ゼロカットはすべての口座と商品が対象で、設定や回数上限はなしです。
- 口座単位でリセット
- すべての口座と商品が対象(CFDも)
- 事前の設定は不要
- 処理回数に上限なし
口座は複数持てるので、追加口座で新たに取引することもできます。
- マイナス残高(有効証拠金)
- 保有ポジションなし
- 追加入金をする
有効証拠金は、取引に使える総額です。含み損益に加えて、海外FXではボーナスがもらえます。
*有効証拠金=口座残高+ボーナス(クレジット)+含み損益
ポジションがすべて閉じていて、有効証拠金額がマイナスならゼロカットの対象です。
(スタッフの回答内容)
そして入金を済ませると自動でリセットされ、追加入金額は口座残高に反映されます。
ポジションとボーナスの計算例
ロスカットでポジションがない場合、マイナス残高でゼロカット対象です。ボーナスを持っている場合は、ボーナスがマイナス残高の補填に使われます。
ボーナスで補填してもマイナス残高が残る場合、ゼロカットが実行されます。
- 口座残高:−5万円
- ボーナス:+3万円
- 含み損益:0円
- 有効証拠金:−2万円
含み損益と合わせて有効証拠金がプラスなら、ゼロカットはされません(決済すればマイナスを補う余力があるので)。
- 口座残高:−5万円
- ボーナス:+3万円
- 含み損益:+3万円
- 有効証拠金:+1万円
有効証拠金がプラスの場合、入金はマイナス残高に反映(相殺)されます。マイナス補填分は、ゼロカットで失われるので注意ください。
追加入金はポイント交換の現金も対象
追加入金は、口座の最低入金額から反映されます。最低入金額は5ドル(スタンダードとマイクロ口座)と、100ドル(ゼロ口座)です。
入金については、こちらの記事を参考ください。
(参考)XMTradingの入金方法
またポイントと交換した現金も、追加入金の対象になります。
(チャットのやりとり)
XMには「ロイヤルティプログラム」というポイント還元サービスがあり、取引で貯まったポイントを現金やボーナスと交換できます。
プログラムの還元率やランクアップは、こちらの記事にまとめました。
ゼロカットされないことは通常なし
条件を満たして、ゼロカットされないことは原則ないです。
(カスタマーに確認済み)
ただし禁止行為の疑いがあると、担当部署から連絡が入ることがあります。
- 口座間の両建て(業者間も)
→ゼロカットとボーナスの悪用防止 - 短時間の過度な取引(スキャルピング自体は可能)
→サーバーへの大きな負荷の回避
まずは確認や依頼なので、キチンと対応すれば問題ないと思います。
メリットとデメリット(なぜゼロカットを提供するのか)
業者にとってゼロカットは、トレーダーの損失を肩代わりするのでコストになります。それでも海外FX業者が追証なしの理由は、双方にメリットがあるからです。
- トレーダー:借金の心配なくトレードできる
- FX業者:取引が増えると売上も上がる(主な利益はスプレッド)
本来はゼロカットの前に、追証とロスカットがあります。
- 追証(マージンコール):50%
- ロスカット:20%
- 証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100%
ゼロカットは相場の急変動などで、ロスカットが正常に機能しなかった時の救済処置です。そのためコストより、売上を伸ばすサービスと判断していると思います。
まとめ
他の業者では、以下の対応をよく見かけます(20社ほど見た中で)。
- 自動リセットか、こちらから処理申請
- 処理時間は1~2営業日
- 処理前の入金は、マイナス残高と相殺
XMは追加入金が条件ですが、最低額から可能なので負担は少ないです。そして入金後すぐに自動リセットされるので、処理を待つ時間も省けます。
またマイナス相殺された入金対応は、業者で分かれます(連絡すれば可能または放置)。XMも有効証拠金がプラスの時は、マイナス反映なので注意しましょう。
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