XMTradingの税金対策と国内FX業者との違いを解説

xmのボーナスは非課税

海外FX業者のXMTrading(エックスエム)は、海外で金融ライセンスを取得しています。そのため国内FX業者のように、金融商品取引法は適用されません

そのため税金面でも違いがあります。国からすれば日本の方が管理しやすいため、国内FX業者の方が基本的に優遇されています。

しかしその中でも、海外FXのメリットが2点あります。

海外FXの税制メリット
  • 損益を合算できる対象が多い(仮想通貨など)
  • 50万円〜100万円の追加資金が非課税(ボーナス)

利益が増えても他の損失で課税所得を減らせる可能性があり、海外FX独自の制度「ボーナス」で稼ぐチャンスを増やせます。

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海外FXと国内FXの税金の違い

FXによる利益は、国内・海外業者問わず「雑所得」として課税されます。海外業者を通じて得た利益も、完全な外国人でなければ日本で納税します。

(国税庁)納税義務者となる個人

海外FX 国内FX
所得区分 雑所得 雑所得
課税制度 総合課税 申告分離課税
税率 累進課税 20.315%
損益通算 不可 不可
損益繰越 不可 可能(3年間)

国内FX業者を通じた取引で得た所得は「申告分離」で課税されます。申告分離課税は、名前の通り他の所得と合算しません。

対して海外のFX業者は「総合課税」です。総合課税は、すべての所得を合算して課税額が計算されます。

国内と海外のFXで課税制度が異なる理由は、金融ライセンスの取得国が違うからです。

国内FX業者は日本で金融商品取引業の登録を行い、海外FX業者は海外で金融ライセンスを取得しています。そのため海外FXは、金融商品取引法が適用されません。

参考:XMTradingの違法性と金融ライセンス

海外FXは累進課税でも課税所得を下げることができる

海外FXは総合課税なので、累進課税が適用されます。所得に応じて、税率と控除額(差し引かれる金額)が決まります。

所得金額 税率 控除額
1,000円 から 1,949,000円まで 5% 0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで 10% 97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで 20% 427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで 23% 636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで 33% 1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで 40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円

(国税庁)所得税の税率

例えば課税される所得金額が700万円の場合、税額は974,000円です(700万円×23%−636,000円)。加えて住民税が一律10%かかります。

国内FXの税率は、一律20.315%です。そのため所得が695万円を超えると、海外FXの方が税率は高くなります(23%)。

一見すると「たくさん稼ぐなら税金は国内FX業者の方がお得じゃないか?」と思います。ですが海外FX業者は「通算対象」の多さで課税所得を下げることができ、さらに「ボーナス」で稼ぐチャンスを増やせます

海外FXは仮想通貨(ビットコイン)も通算できる

雑所得では、異なる所得区分の損益を合算する「損益通算」はできません。代わりに同じ雑所得・区分の所得と調整できます(内部通算)。

国内FXで内部通算できるものは、同じデリバティブ(金融派生商品)です。FX、オプション、CFD、先物などが対象で、各社ホームページのよくある質問(FAQ)などで回答しています。

そして申告分離課税以外の雑所得は、基本的に総合課税です。そのため海外FXの方が、内部通算できる対象が多いです!

海外FXと合算できるもの
  • 仮想通貨(ビットコインなど)
  • 公的年金、個人年金
  • 講演料、原稿料、印税
  • 副収入
  • 友人などへの貸付利子
  • 別の海外FX業者の損益
  • (国税庁)雑所得仮想通貨の取り扱い

ビットコインなどの仮想通貨は、FXに比べて値動きが激しい傾向があります、大きな金額を保有・取引される方も多いと思うので、もし損失が出ても海外FXの節税に貢献してくれます。

参考:XMTradingの仮想通貨取引

XMTradingのボーナスは非課税の追加資金になる

海外FX業者特有のトレーダー向けサービスとして「ボーナス」があります。

ボーナスは取引に使うためのものなので、出金はできません。その代わり証拠金として取引に使えるので、追加資金になります。

金額相場は50万円〜100万円(入金額の100%)です。例えば100万円入金して100万円のボーナスをもらったら、合計200万円の証拠金でトレードできます!

海外FXのボーナスに関する記述は、まだ国税庁で公開されていません。そのため顧問税理士に見解を聞きました。

顧問税理士のボーナスに対する見解
  • 出金できないのであれば、非課税
  • 非課税であれば、損金にもできない

出金できないという条件なら、ボーナスは非課税と考えて問題ないとのことです。その代わり入口と出口の合理性から、非課税なら損金にもできません。

先ほどの例(100万円入金して100万円のボーナスをもらった)なら、合計200万円の証拠金を全額失っても、損金は入金した100万円になります。

非課税の追加資金で、利益獲得のチャンスを増やせることがボーナスのメリットです。

参考:XMTradingのボーナスプラン

まとめ

XMの最高レバレッジは1,000倍で、国内業者(最大25倍)の約35倍の資金効率です。そして「ゼロカットシステム」で口座残高がマイナスになっても補填してくれるので、借金リスクがありません

この稼ぎに集中できる環境で利益を生み出すために「ボーナス」が役立ち、利益を最大限残すために「損益の合算」が有効です。

ボーナスは国内業者には基本ない、海外業者独自のサービスです。50万円〜100万円という即戦力になる金額なので、利益を伸ばすきっかけに使ってみてください。

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