XMTrading(エックスエム)のスワップポイントは、ユーロ/トルコリラと米ドル/トルコリラで毎日3,000円ほどもらえます(ショートポジション)。
スワップポイントは基本週に1回アップデートされて、最新値は公式ページに一覧表が公開されています。取引メニュ→取引商品から、商品別に見れます。
(公式)エックスエム
そして、スワップフリーのKIWAMI極口座も誕生しました!(通貨ペア、貴金属、仮想通貨ペア)
最低単位のポイントで表記されていますが、計算ツールと使うとカンタンに円換算もできて便利です。
(公式)XMの計算ツール
スワップポイントは通貨の金利差なので、高金利通貨のペアはスワップポイントが高いです。ですが高金利な新興国通貨は流動性が低いので、スプレッドのコストとロスカットリスクに注意しています。
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XMTradingのスワップポイントランキングベスト5
スワップポイントが高い通貨ペアランキングベスト5です。金額は1ロット(10万通貨)で1日分、ポジションはすべて売りです。
- ユーロ/トルコリラ(EURTRY)
3,660円(242.59) - 米ドル/トルコリラ(USDTRY)
2,700円(179.34) - ユーロ/アフリカランド(EURZAR)
770円(106.43) - 米ドル/メキシコペソ(USDMXN)
330円(63.78) - 米ドル/アフリカランド(USDZAR)
430円(5.96)
買いポジションは基本マイナス値なので、ランキングから外しました。また円はレートで変わるので、金額は参考値です。
スワップポイントは、基本的に週に1回アップデートされます(カスタマーに確認済み)。変更の日時は非公開ですが、金利が大きく変動しない限りスワップポイントも大きく変わりません。
XMTradingはスワップ計算ツールが便利
スワップポイントは最低単位のポイント(point)で公式ページに公開されています。XMには便利な「スワップ計算ツール」があるので、自動ですぐに円換算できます!
(公式)スワップ計算ツール
口座の基本通貨、通貨ペア、口座タイプ、ロット数を入力して計算するをクリックすると、買い・売りポジションで金額が表示されます。
スワップ買い、スワップ売り、現在の変換価格は自動算出してくれるので、入力不要です。
数値の比率から、他業者の金額を算出することもできます。
スワップポイントがプラス、マイナスになる条件
スワップポイントは通貨AとBの金利差です。ポジションに関わらず、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売れば、スワップポイントはプラスになります。
通貨ペアA/Bをロングポジションで持った場合、Aを買ってBを売ったことになります。そのためスワップはAの金利が高ければプラス、低ければマイナスになります。
ショートポジションで持った場合、Aを売ってBを買ったことになります。そのためスワップはAの金利が低ければプラス、高ければマイナスになります。
XMTradingのスワップポイント受け取り時間
スワップの受け取りは、日本時間の平日朝7時(夏時間は6時)です。通常は時間ピッタリに口座に反映されます。
*冬時間は10月〜3月、夏時間は3月〜10月です。
そのため極論ですが冬時間なら6:59に注文して7:01に決済しても、7時の反映時にポジションを保有していればスワップポイントは発生します。
平日に毎日もらえますが、水曜日だけは土日分と合わせて3倍(3日間分)が反映されます。
私たちは一度注文をすれば、決済やロスカットされない限りポジションを持ち続けることができます。しかしFX業者は、すべてのポジションを2営業日後に必ず決済するというルールがあります。
つまりトレーダーの見えないところで、FX会社は決済と再注文を毎日行なっています。この処理を「ロールオーバー」といい、ロールオーバーされるポジションを「オーバーナイトポジション」といいます。
オーバーナイトポジションには、スワップポイントが発生するので金利差を受け取れます。
土日は為替市場が休みのため、ロールオーバーはされません。ですが週末でも銀行は常に金利を算出しています。
この市場の動きに対応するためXMをはじめ多くのFX業者は、水曜日に土日分をまとめた3日分のスワップポイントを反映します。
スワップポイントカレンダーとMT4の確認方法
各FX業者が公開している「スワップポイントカレンダー」は、XMにはありません。ですが公式ページとMT4で、最新情報をいつでも確認できます。
公式ページは取引商品→FX取引で一覧表になっています。
MT4では気配値表示で見たい通貨ペアを右クリックして、「仕様」を選ぶと取引条件に表示されます。またはメニューバーから表示→通貨ペアリスト→通貨を選んで「設定」からも同じ画面を見れます。
XMTradingのスワップポイントで稼ぐためのリスクヘッジ
XMはスワップポイント単体の出金はできません。ポジションを決済すれば、スワップポイントの利益も一緒に出金できます。
そのため保有中の相場変動による損失をいかに減らすか?が、スワップポイントで稼ぐために重要です。そのためにポジションの「保有期間」か「相場リスク」を最小限にします。
保有期間には「スプレッド」が、相場リスクには「ロスカット」が関わります。
高金利通貨はスプレッドが広い
スワップポイントは平日の朝7時(夏時間は6時)に反映されるので、6:59〜7:01の2分間だけポジションを持っていても極論発生します。
ただしポジションを持つたびに、売値と買値の差「スプレッド」が発生します。
ランキング上位の通貨ペアで、1ロット(10万通貨)のスワップとスプレッドを見てみます。
- ユーロ/トルコリラ(EURTRY)
3,660円(242.59)、27,180円(180pips) - 米ドル/トルコリラ(USDTRY)
2,700円(179.34)、33,220円(220pips) - ユーロ/アフリカランド(EURZAR)
770円(106.43)、17,200円(241pips) - 米ドル/メキシコペソ(USDMXN)
330円(63.78)、12,230円(239pips) - 米ドル/アフリカランド(USDZAR)
430円(5.96)、11,270円(158pips)
高金利の新興国通貨はメジャー通貨と比べて、取引量が少ないためスプレッドが広がりやすいです。ベスト5は発生するスワップポイントより、スプレッドの方が大きいので決済のたびに損失です。
そのためポジションを持ったら、まずは累計スワップポイントが最初のスプレッドを上回るまで待ちます。
その後は持ち続けるほどスワップポイントが発生するので、相場リスクを除けば利益が増えていきます。
ロスカットと最大レバレッジに注意
新興国通貨のペアは流動性が低いため、ボラリティ(価格変動幅)が大きくなりやすく損失リスクも含んでいます。そのため一部の通貨ペアはすべての口座タイプを対象に、最大50倍〜400倍に制限されています。
レバレッジが低くなるとポジションを維持するための必要証拠金が多くなり、ロスカット(自動決済)されやすくなります。ロスカットされると、ポジションがなくなるのでスワップポイントも発生しなくなります。
そのため証拠金は余裕を持って口座に入れておきましょう。レバレッジ制限のある通貨ペアやロスカットに関しては、こちらの関連記事を参考ください。
また高スワップのショートポジションを狙うなら、ショートトレンド(下降相場)のタイミングで入るのがベストです。
*相場は変動します。
(ユーロ/トルコリラのチャート)
こういったうねりがあれば、過去の高値を狙った注文も有効だと思います。もちろんシンプルな強いトレンドがあれば、素直に乗りましょう。
また両建て(売りと買いポジションを両方保有)をすれば、相場変動リスクを限定できます。
まとめ
新興国通貨ペアのスワップポイントの高さはメリットですが、スプレッドの広さとレバレッジ制限によるロスカットのリスクはデメリットです。
ドル円やユーロドルなどのメジャー通貨は、国内FX業者のスワップポイントの方が好条件に感じます。そのためより安全にコツコツスワップ利益を積み上げるなら、XMである必要はないと思います。
その代わり最大レバレッジは国内FX業者が25倍、XMは1,000倍です!スワップにこだわらないなら、少額資金から最高レベルの投資効率でトレードができます。