XMのスワップポイント一覧と長期保有での活用法

XMスワップポイント一覧と長期保有の活用法を示すFXチャート画面

「スワップポイントって、実際にどのくらいもらえるの?それとも引かれるの?」——XM Tradingを使い始めた初心者の方から、こういう質問を受けることが非常に多いです。私自身、12年間XMで取引を続けていますが、スワップポイントの扱いを間違えて長期保有中に気づかないうちにコストが膨らんだ経験があります。だからこそ、この仕組みはしっかり理解しておく必要があります。

この記事では、XMのスワップポイントをプラス・マイナス別に一覧表で整理し、長期ポジション保有時の利益・コスト計算の実例を交えながら徹底解説します。スワップを「稼ぐ手段」として使う方法と、「コスト要因」として管理する方法の両面から、リアルな視点でお伝えします。

スワップポイントとは?FX初心者が最初に理解すべき基本

スワップポイント(スワップ金利)とは、異なる2通貨の金利差から生まれる損益のことです。FXでは2つの通貨を同時に売買しているため、それぞれの通貨に付く金利の差額が毎日精算されます。金利の高い通貨を買い、低い通貨を売っているポジションでは「プラスのスワップ」が受け取れます。逆に、金利の低い通貨を買い、高い通貨を売っていると「マイナスのスワップ」が発生してコストになります。

XMではポジションを翌日に持ち越す(オーバーナイト)たびに、スワップポイントが自動的に口座残高に加算・減算されます。水曜日の持ち越し分は翌週分も含む「3日分」が一度に計上されるため、週に1回だけ取引する方でも注意が必要です。また、スワップポイントの金額は各国中央銀行の政策金利の変動に連動して随時変わるため、定期的に公式サイトで最新値を確認することが大切です。

スワップポイントについてのより基本的な情報は、XM Tradingとは?特徴・概要を初心者向けにわかりやすく解説も参考にしてください。

XMのスワップポイント一覧【主要通貨ペア・プラス/マイナス別】

以下の表は、XMのスタンダード口座(1ロット=100,000通貨)における主要通貨ペアのスワップポイントの目安です。数値は政策金利の変動により定期的に更新されますので、エントリー前には必ずXM公式のトレーディングプラットフォーム(MT4/MT5)またはXM公式サイトで最新値を確認してください。

通貨ペア 買いスワップ(円/日) 売りスワップ(円/日) 傾向
USD/JPY(ドル円) +約200〜400円 −約200〜400円 買いプラス
EUR/JPY(ユーロ円) +約100〜250円 −約100〜250円 買いプラス
GBP/JPY(ポンド円) +約200〜450円 −約200〜450円 買いプラス
AUD/JPY(豪ドル円) +約150〜300円 −約150〜300円 買いプラス
EUR/USD(ユーロドル) −約50〜150円 +約30〜120円 売りプラス
GBP/USD(ポンドドル) −約100〜250円 +約80〜200円 売りプラス
USD/CHF(ドルスイス) +約30〜100円 −約50〜150円 買いプラス
NZD/JPY(NZドル円) +約100〜200円 −約100〜200円 買いプラス
USD/TRY(ドルトルコリラ) −約3000〜8000円 +約2000〜6000円 売りプラスだが変動大
XAU/USD(ゴールド) −約2000〜5000円 +約1000〜3000円 買いはコスト大

※上記は参考目安です(スタンダード口座・1ロット基準)。実際の数値はXMのMT4/MT5プラットフォーム内「気配値」→「スプレッド」タブ、またはXM公式サイトの取引仕様ページでご確認ください。政策金利変動により頻繁に変更されます。

表を見て気づく通り、円絡みの通貨ペアは「買い」がプラスになりやすい傾向があります。これは日本の政策金利が他国と比べて低水準で推移してきたためです。一方、ゴールド(XAU/USD)の買いポジションは保有コストが非常に大きく、私も過去に長期で保有した際に想定外のスワップコストが積み上がった経験があります。長期保有前には必ず計算しておきましょう。

XMで取引できる通貨ペア・商品一覧では、スワップ対象となる全銘柄の詳細も確認できます。

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もちろん、まずはこのまま記事を読み進めていただくだけでも十分参考になります。スワップの計算方法や活用戦略について、このあと詳しく解説していきます。

長期保有でのスワップ計算方法【実例つき】

スワップポイントを活用した長期保有戦略を立てるには、「何日保有すると、どのくらいのスワップ収入・コストになるか」を事前に計算しておくことが必須です。計算式はシンプルで、「1日あたりのスワップ × 保有日数」が基本になります。ただし、週をまたぐ場合は水曜日に3日分計上される点を忘れないでください。

プラススワップ活用の計算例(USD/JPY 買い)

  • 通貨ペア:USD/JPY(ドル円)買い
  • ロット数:1ロット(100,000通貨)
  • 1日スワップ:+300円(仮定)
  • 保有期間:30日間
  • 受取スワップ合計:300円 × 30日 = 9,000円

1ロットで月1万円弱のスワップ収入になる計算です。ただし、為替レートが逆方向に動けばキャピタルロスが発生します。たとえば150円で買ったドル円が145円まで下落すると、1ロットあたり約500,000円の含み損になります。スワップ収入だけを見て長期保有の判断をするのは危険です。

マイナススワップのコスト計算例(XAU/USD 買い)

  • 商品:XAU/USD(ゴールド)買い
  • ロット数:1ロット
  • 1日スワップ:−3,500円(仮定)
  • 保有期間:30日間
  • スワップコスト合計:3,500円 × 30日 = −105,000円

ゴールドの買いポジションを1ロット1ヶ月保有するだけで、約10万円超のスワップコストが発生します。私自身、2022年のゴールド急騰局面でこのコストを甘く見て長期保有し、スワップ負けを経験しました。ゴールドのデイトレ・スイングに特化した戦略についてはXMでゴールド(XAU/USD)取引する方法と裁量戦略もご覧ください。

Zero口座と標準口座でスワップは変わるか

XMのZero口座はスプレッドが狭い代わりに手数料が発生しますが、スワップポイント自体の計算方式はスタンダード口座と基本的に同様です。ただし、実際の受取・支払い金額は口座タイプによって若干差が生じる場合があります。口座選びの詳細はXMのZero口座と標準口座の比較で確認してください。

XMのスワップポイントを長期保有戦略に活用する方法

スワップポイントを収益源として活用する代表的な手法が「スワップ運用(キャリートレード)」です。高金利通貨を買い・低金利通貨を売るポジションを長期保有し、毎日受け取るスワップポイントを積み上げていく戦略です。XMでは最大1000倍のレバレッジが利用できますが、長期保有でのスワップ運用においてはレバレッジを低く抑える(3〜10倍程度)のが一般的です。高レバレッジは為替変動によるロスカットリスクを急激に高めるため、証拠金管理には細心の注意が必要です。

XMのレバレッジ設定や証拠金計算の詳細はXMのレバレッジは最大何倍?設定方法と証拠金計算を解説を参照してください。

スワップ運用で意識すべき3つのポイント

  • ①政策金利の動向を定期チェック:各国中央銀行(FRB・ECB・日銀など)の利上げ・利下げによってスワップは大きく変動します。定期的に公式サイトで最新値を確認する習慣をつけましょう。
  • ②為替リスクとスワップ収入のバランスを計算:スワップ収入がいくら積み上がっても、為替差損がそれを上回れば赤字になります。損益分岐点(何pips動いたらスワップ収入がゼロになるか)を把握しておくことが重要です。
  • ③ロールオーバーのタイミングに注意:水曜日のオーバーナイトは3日分のスワップが発生します。意図せず大きなスワップを被らないよう、週後半の決済タイミングには注意してください。

XMのメリット・デメリットをより広い視点から確認したい方は、XMのメリット・デメリットを正直に解説【他社と比べて】もあわせてご覧ください。また、スプレッドとスワップを合わせたトータルコスト比較はXMのスプレッドを国内FX・他社と比較【実測データ付き】で詳しく解説しています。

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迷っている方は、まず無料の口座開設だけでも済ませておくのがおすすめです。実際のMT4/MT5上でリアルタイムのスワップ値を確認できるようになり、戦略の精度が格段に上がります。

スワップポイントに関する注意点とリスク

スワップ運用は「寝ているだけでお金が入る」イメージで語られることがありますが、実際はそんなに単純ではありません。為替リスク・流動性リスク・政策金利変動リスクが常に存在します。特に新興国通貨(トルコリラなど)は高スワップの裏に通貨急落リスクが潜んでいます。私も過去にトルコリラの売りスワップを狙って保有したポジションで、予想外の政策変更による急騰に巻き込まれた経験があります。

  • スワップはいつでも変更される:XMはスワップ値を市場環境・政策金利変動に応じて随時変更します。エントリー時と決済時でスワップ条件が大きく変わることがあります。
  • マイナススワップは確実なコスト:為替が有利に動かなければ、マイナススワップは確実に資産を削ります。特にゴールドや仮想通貨CFDは注意が必要です。
  • ロスカットリスク:長期保有中に相場が逆行し、証拠金維持率が低下するとロスカットが執行されます。XMのロスカット水準(証拠金維持率20%)を常に意識してください。
  • 出金時の注意:スワップで得た利益も通常の出金手続きが必要です。XMの出金方法と注意点を事前に確認しておきましょう。

XMの安全性・信頼性についての詳しい情報はXMは安全?信頼性・規制機関・倒産リスクを徹底検証をご覧ください。XMの総合的な評価については2026年最新版 XM Trading 総合評価【裁量トレーダー目線の結論】も参考になります。

よくある質問

Q: XMのスワップポイントはどこで確認できますか?

A: MT4またはMT5の「気配値」ウィンドウで確認したい通貨ペアを右クリックし、「仕様」を選択すると1ロットあたりの買い・売りスワップが表示されます。また、XM公式サイトの「取引商品」ページでも各銘柄のスワップ値を確認できます。政策金利変動により頻繁に更新されるため、取引前に必ず最新値をチェックしてください。

Q: XMでスワップポイントが3倍になる日はいつですか?

A: XMでは毎週水曜日のオーバーナイト(日本時間木曜日の早朝)に、通常の3日分のスワップが一度に計上されます。これは週末(土・日)の市場休場分を含むためです。水曜日の夜に意図せずポジションを持ち越さないよう注意してください。

Q: スワップポイントに税金はかかりますか?

A: はい、スワップポイントはFXの利益として課税対象となります。日本居住者の場合、海外FX(XM)の利益は「雑所得」として総合課税の対象となり、最大55%(所得税45%+住民税10%)の税率が適用される場合があります。確定申告が必要となるケースが多いため、税務署や税理士に相談することをお勧めします。

Q: XMのスワップフリー口座(イスラム口座)はありますか?

A: はい、XMではイスラム教の戒律(リバー禁止)に対応したスワップフリー口座を提供しています。スワップが発生しない代わりに、一定の保有日数を超えると管理手数料が発生する場合があります。通常の裁量トレーダーには標準口座の方が適していることが多いです。

Q: スワップポイントだけで利益を出す「スワップ運用」は初心者でも可能ですか?

A: スワップ運用自体は仕組みとして理解しやすいですが、為替リスクの管理が非常に難しいため、初心者には慎重なアプローチを推奨します。レバレッジを低く抑え、ロスカットされない証拠金水準を維持しながら小額から始めるのが基本です。「スワップで必ず利益が出る」という保証はなく、為替差損がスワップ収入を上回るリスクは常に存在します。まずは初めての海外FXをXMで始めるステップガイドで基礎を固めてから検討してください。

スワップポイントは、正しく理解して活用すれば長期保有戦略の強力な武器になります。一方で、仕組みを誤解したままポジションを持ち続けると、気づかないうちにコストが膨らむ落とし穴でもあります。まずは自分がエントリーしようとしている通貨ペアのスワップ値を実際に確認し、保有期間中の収支シミュレーションを必ず行ってください。12年間の実取引経験から言えることは、「スワップを味方につけられるトレーダーは、長期の安定にぐっと近づける」ということです。あなたの取引戦略に、スワップの視点を取り入れてみてください。

✅ 編集長監修

田村 龍一

FX歴は2011年からです。裁量(短期)、自動売買(中期)、積立とスワップ(長期)のポートフォリオを組んできました。

編集・監修ポリシー

✏️ 担当ライター

田村 龍一XM Trading実取引歴12年

海外FX歴12年。XM Trading専門。スプレッド・スリッページ・出金速度を継続検証中。