「XMでMT5を使いたいけど、どこからダウンロードすればいいか分からない」——そんな疑問を抱えてこの記事を開いた方も多いはずです。実は私自身、MT4を何年も使い続けた後にMT5へ移行したとき、ダウンロード先を間違えてログインできずに30分近く無駄にした経験があります。今回はその失敗も踏まえて、XM TradingでMT5を使い始めるための正しい手順を順序通りに解説します。
MT5をXMで使う前に知っておくべきこと
MT5(MetaTrader 5)はMetaQuotes社が開発した次世代のトレードプラットフォームです。XM TradingはMT4とMT5の両方に対応しており、どちらを選ぶかによってサーバー名やログイン情報が異なります。重要なのは「MT5用のサーバーに対して、MT5専用のアプリでログインしなければならない」という点です。MT4のアプリにMT5のログイン情報を入力しても接続できません——これが私が最初にはまった落とし穴でした。
XMでMT5口座を開設すると、登録メールに「サーバー名」「ログインID」「パスワード」が送られてきます。この3点を手元に用意してからインストール作業を始めると、スムーズに進められます。MT4とMT5の根本的な違いについてはMT5とMT4の違い【XMではどちらを使うべき?裁量トレーダーへの推奨】で詳しく解説しているので、どちらを選ぶか迷っている方はそちらも参考にしてください。
また、XMではMT5口座とMT4口座は別々に開設する仕組みになっています。すでにMT4口座を持っていても、MT5を使うには別途MT5口座の開設が必要です。XMの会員ページ(マイページ)から追加口座として開設できます。
もちろん、まずはこのまま記事を読み進めていただくだけでも十分参考になります。インストール手順の全体像を把握してから口座開設に進む方がミスを防げます。
MT5のダウンロード手順【Windows版】
Windows PCへのインストールが最も一般的なケースです。以下の手順に沿って進めてください。インストール自体は5〜10分程度で完了します。
Step 1:公式サイトからインストーラーを入手する
MT5のインストーラーは必ずXM Trading公式サイト(xmtrading.com)からダウンロードしてください。MetaQuotes社の公式サイトからも入手できますが、XM専用のサーバーリストがプリセットされていないため、サーバー検索に手間がかかる場合があります。XMの公式サイトにアクセスし、「プラットフォーム」メニューからMT5の項目を選ぶとダウンロードリンクが表示されます。
- XM公式サイト(xmtrading.com)にアクセス
- 上部メニューの「プラットフォーム」→「MetaTrader 5」を選択
- 「MT5をダウンロード」ボタンをクリック
- 「xmtrading5setup.exe」などのファイルがダウンロードされる
Step 2:インストーラーを実行する
ダウンロードした実行ファイル(.exe)をダブルクリックします。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というUACダイアログが表示された場合は「はい」を選択してください。インストール先フォルダはデフォルトのまま(通常はCドライブのProgram Files内)で問題ありません。「次へ」を数回クリックするだけでインストールが完了します。
- ダウンロードした.exeファイルを実行
- 使用許諾に同意して「次へ」をクリック
- インストール先はデフォルトのまま「次へ」
- インストール完了後、自動的にMT5が起動する
Step 3:XMのサーバーにログインする
MT5が起動すると「既存のアカウントにログイン」という画面が表示されます(またはメニューから「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択)。ここでサーバー名の入力が必要です。XMのMT5サーバー名は口座開設時のメールに記載されており、「XMTrading-MT5 1」「XMTrading-MT5 2」などの形式です。サーバー名を入力して検索するとリストに表示されるので選択し、ログインIDとパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
| 入力項目 | 確認場所 | 注意点 |
|---|---|---|
| サーバー名 | 口座開設時のメール | MT4用サーバーと混同しない |
| ログインID | 口座開設時のメール | 数字8〜9桁が一般的 |
| パスワード | 自身で設定したもの | 投資家パスワードでは取引不可 |
ログインに成功すると画面右下に「接続完了」と表示され、チャートが表示されます。接続できない場合はMT4のよくあるトラブルと解決方法も参考になります。MT5でも共通する対処法が多くあります。
MT5のダウンロード手順【Mac・スマホ版】
WindowsだけでなくMac・iOS・Androidにも対応しているのがMT5の強みです。それぞれの入手方法を簡潔にまとめます。
Mac版
MacでMT5を使う場合、App StoreからMetaTrader 5アプリをダウンロードする方法と、Wineなどのエミュレーターを使ってWindows版を動かす方法があります。最も手軽なのはMacのApp Storeから公式MetaTrader 5アプリを取得する方法です。XMのサーバーに接続する手順はWindows版と同じです。ただしMac版はカスタムインジケーターやEAの動作に制限が生じる場合があるため、本格的に自動売買を使いたい方にはWindowsまたはVPS環境を推奨します。
スマホ版(iOS・Android)
外出先でもチャートを確認・取引したい方にはスマホアプリが便利です。App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「MetaTrader 5」を検索してインストールします。アプリ起動後「新しい口座」ではなく「既存の口座にサインイン」を選択し、XMのサーバー名を検索してログインIDとパスワードを入力すれば完了です。スマホからの操作方法についてはMT4スマホアプリ(XM版)の設定方法と使いやすくするコツも参考になります。MT5スマホアプリの基本操作はMT4と共通している部分が多いです。
スマホ版ではプッシュ通知の設定も可能です。重要な価格水準に到達したときに通知を受け取る方法はMT4でアラート・通知を設定する方法【スマホへのプッシュ通知も】で詳しく解説しています。
インストール後の初期設定と操作の始め方
MT5をインストールしてログインできたら、すぐにトレードを始める前にいくつかの初期設定を行うと快適さが大きく変わります。私がMT5に移行した際に最初に行った設定をそのまま紹介します。
チャートの表示通貨ペアを追加する
初期状態では表示できる通貨ペアが限られている場合があります。「表示」→「通貨ペア」を開くと、XMで取引可能な全銘柄が一覧表示されます。よく取引する通貨ペアを右クリックして「チャートウィンドウを表示」または「表示」を選択すると、左側の気配値ウィンドウに追加されます。
チャートの色・スタイルを設定する
チャートの背景色・ローソク足の色・グリッドの表示有無などは好みに合わせて変更できます。チャート上で右クリック→「プロパティ」から調整してください。設定が完了したらテンプレートとして保存しておくと、別の通貨ペアのチャートにも一括適用できて便利です。テンプレートの活用方法はMT4のテンプレート保存と活用方法で詳しく解説しています。MT5でも同じ操作で使えます。
インジケーターを設定する
MT5には標準でMT4と同等以上のインジケーターが搭載されています。チャートにインジケーターを追加するには「挿入」→「インジケーター」から選択するか、ナビゲーターウィンドウからドラッグ&ドロップします。おすすめのインジケーター設定についてはMT4のインジケーター設定と活用方法【XMで使えるおすすめ10選】を参考にしてください。MT5でも同様に活用できます。
MT5の最適化設定を一括で適用する
色設定・通貨ペアの追加・インジケーターの配置などをまとめて最適化したい方はXMのMT5を最適化する設定方法【MT4からの移行チェックリスト】も合わせて確認することをおすすめします。移行時のチェックリスト形式でまとめているので、設定漏れを防げます。
迷っている方は、まず無料の情報だけでも確認してみるのがおすすめです。口座開設後でも設定に迷ったときにいつでも戻ってこられるよう、この記事をブックマークしておいてください。
MT5インストール後に使える便利な機能
MT5はMT4と比べて機能が大幅に拡張されています。インストール直後から使える主な強化点を把握しておくと、日常のトレードがより効率的になります。
- 21種類の時間足:MT4の9種類から大幅に増加。M2・M3・M4・M6・M10・M12・H2・H3・H6・H8・H12などが追加され、より細かい分析が可能
- 経済指標カレンダーの内蔵:外部サイトを開かなくてもMT5の画面内で経済指標の発表予定を確認できる
- マーケットデプス(板情報):気配値の厚みをリアルタイムで確認できる機能(XMでの対応状況は要確認)
- ネッティング方式・ヘッジ方式の選択:口座タイプによって両建てへの対応が異なる
- Pythonとの連携:自動売買や分析をより高度にカスタマイズ可能
EAを使った自動売買を検討している方はMT4のEA(エキスパートアドバイザー)の使い方と注意点も参考になります。MT5のEAはMQL5で書かれており、MT4用EA(MQL4)とは互換性がありませんが、基本的な概念や注意点は共通しています。24時間稼働させるためのVPS環境についてはMT4でVPS(仮想サーバー)を使う方法で解説しています。
また、MT5の基本的な操作方法や新機能の詳細についてはMT5の基本操作と新機能【MT4ユーザーが知っておくべき変更点】でまとめて解説しているので、インストールが完了したらぜひ合わせて読んでみてください。
よくある質問
Q: MT4の口座情報でMT5にログインできますか?
A: できません。MT4とMT5は別プラットフォームで、XMでは別々の口座として管理されます。MT5を使うにはXMのマイページからMT5口座を別途開設し、その口座に対応したサーバー名・ログインID・パスワードでログインする必要があります。
Q: XM公式サイト以外からMT5をダウンロードしても大丈夫ですか?
A: MetaQuotes社の公式サイトからのダウンロード自体は安全ですが、XMのサーバー情報がプリセットされていないためサーバー検索に手間がかかる場合があります。最もスムーズなのはXM Trading公式サイト(xmtrading.com)からダウンロードする方法です。第三者サイトからのダウンロードはセキュリティリスクがあるため避けてください。
Q: MT5のインストール後にログインできない場合の対処法は?
A: 主な原因は「サーバー名の入力ミス」「MT4用サーバーを選択している」「パスワードの誤り(投資家パスワードと取引パスワードの混同)」の3つです。まず口座開設時のメールを再確認し、サーバー名が「MT5」表記になっていることを確認してください。それでも解決しない場合はXMのサポートチャットに問い合わせると早期解決できます。
Q: MT5はMT4と同時に使えますか?
A: はい、1台のPCにMT4とMT5を同時にインストールして使うことができます。インストール先フォルダが異なるため干渉しません。異なる通貨ペアや戦略をそれぞれのプラットフォームで管理することも可能です。
Q: MT4用のカスタムインジケーターはMT5でも使えますか?
A: MT4用(MQL4)のインジケーターはMT5では直接使えません。MT5用(MQL5)に移植されたバージョンが必要です。ただし、MT5のCodeBaseやMQL5コミュニティには多くの無料インジケーターが公開されており、MT4で使っていたものの代替品が見つかることが多いです。カスタムインジケーターの導入方法はMT4カスタムインジケーターの導入方法と無料おすすめ厳選5本も参考にしてください。
MT5のダウンロードからログインまでの流れは、手順を正しく把握していれば10分程度で完了します。最初の一歩を踏み出してしまえば、あとはチャートを眺めながら少しずつ操作に慣れていくだけです。MT5の豊富な機能を活用して、あなたのトレード環境をさらに充実させていきましょう。
